奇跡に出逢える 世界の聖地というフォトエッセイを読んで、それ以来ずっとカンボジアに行きたいと思っていた。この本ほど俺の旅への憧憬を駆り立てた作品は、今のところないと思う(旅行雑誌やブログ含め)。

そして東京の企業へ転職する直前の有休消化期間中に、念願叶って妻と一緒にカンボジアに行くことができたのだった。前の記事で「アンコールワットのご来光」の話をしたので、引き続き俺たちのカンボジア旅行記について語りたい。


タ・プローム

先述の本を読んで、絶対に行きたいと思っていた場所。俺は神社の神木とか眺めるのが好きなんだけど、ここでは「タ・プローム」の遺跡を呑み込んで一体化する巨大な樹木「榕樹(ようじゅ)を実際に見て、触って、その神秘的な雰囲気を体感してみたかった。
【創建年代:1186年】
ここは自然の力を明らかにするために、樹木の除去や本格的な積み直しなど修復の手を下さないまま据え置かれてきた。しかし、近年この方法は限界に達しつつある。巨大に成長したスポアン(榕樹)に押しつぶされながらも、かろうじて寺院の体裁を保っているが、熱帯で管理を行わないとどのようになるかという自然の驚異を身に染みて感じる。
IMG_20170726_152138
これは確か「東門の木」。正面から撮りたかったけど、観光客が常に榕樹の前に居るので難しい。一瞬の隙をついてなんとか横から撮影できた。でもかえってこれが貴重なアングルだったかもしれん。「デバター」と言われる石像が映える。

IMG_20170726_152619
一応「東門の木」の正面写真も撮影。そして俺たちも記念撮影してみたけど、微妙な出来栄えだった(笑)


IMG_20170726_155949
「血管のようにからまる木」。榕樹の根の上にさらに別の植物の根が張り巡らされてこうなったらしい。自然の芸術…

IMG_20170726_161047
「鳥の足状の木」。そろそろ壁が壊れるんじゃ…

IMG_20170726_152950
実際、ちょっとしたきっかけで全てが倒壊してしまってもおかしくない状況。観光客の危険も決してゼロではない。そのうち厳しい規制もありそう。だからこそ、今のこの状態のうちに一度見ることができてよかった。

IMG_20170726_153840
「大蛇のように見える木」

IMG_20170726_155002
遺跡を踏みつぶす巨木。むしろ遺跡を養分にしてるんじゃないかってくらい共存してる。

これらの他にも「最も有名な巨大木」があるらしいのだが、観光客多すぎて写真撮るの諦めたのかも。

「タ・プローム」は榕樹と遺跡の融合が何よりもすごいが、石像やレリーフ、寺院内部の見どころも多かった。

IMG_20170726_160459
みんな外の光景に夢中だから、寺院内部の空間は意外と空いていたり。ここで神妙な面持ちをしていると、意外と心が落ち着く。その先に宗教的な「祈り」があるかもしれない(俺は単にリラックスしただけw)


IMG_20170726_162228
※スポアン(榕樹)それぞれの名称は『地球の歩き方』を参照しました(「血管のようにからまる木」とか)


おまけ この日のカンボジアんグルメ

IMG_20170726_134346

いちばん最初にカンボジアで「美味しい!」と舌鼓を打った料理が「アモック」。ココナッツがベースの優しい風味とコクが、淡泊な白身魚の旨味とマッチ。これでライスが進む! 

「アモック」が美味しかったから、俺たちは今でもタイ料理やシンガポール料理が好きなのかも。

食べログ グルメブログランキング