仕事で絶対やりたくないけど、どうせやらなきゃいけなくなるようなことを相手にお願いされることがある。どうせやらなきゃいけなくなるんだったら、俺は対社内だったら基本快諾する。しかし対顧客だったら、基本渋る。渋る姿勢を見せている。


営業は「相手の期待値をどうコントロールするか」を常に念頭において交渉や折衝するのが大事だと思っている。前にも似たようなことを書いたが、対顧客や対パートナーの仕事でやりたくないこと(本来自分がやるべきでないこと・無駄と思われる仕事 等)をわざわざ快諾してやって得られる好感度なんて、後々自分を縛る重い足かせになることの方が多いのだ。ニュースとかで表面的なことしか見てないけど、安倍総理とトランプ大統領の関係なんてまさしくそう見えない? 「言えば何でもやってくれる」と思われたらもう負け筋。無駄に相手の期待値を上げ続けると、いつか受け止めきれなくなってしまう。

だから、どうせやるくらいだったら、いったん渋って期待値を下げておく、というのも手。それにいったん渋ることで、相手が少し折れてハードルを下げてくれたり、相手と分担してやる方向に落ち着いたりすることもある。そうなったらこっちの儲けもんだ。

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新卒で入社した会社の最初の配属先で、レジェンド扱いのヤリ手支店長がこう言った。「自分がやらなくていい仕事を探しなさい」と―― 禅問答みたいで当時は意味が全くわからなかった。あるいはその2年後、当時飛ぶ鳥を落とす勢い(と周囲から揶揄されていたw)で対顧客への営業施策を打ちまくっていた俺に対して中堅の先輩が「グチヤマぁ!お前のやってることは親切の押し売りやでぇ!!」と言ってきた。当時の俺はやはり、その意味が全然分からなくて、ジェラシーかな…w くらいにしか思っていなかった。

今は、その時何を言われていたのか、よくわかったつもりだ。
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