SICK
B'z
ロック
まず、この曲が始まる前のベースのソロが凄かった。
==== 今回のツアーからバンドのサポメンが総入れ替えしてて、ベーシストは Mohini Dey さん。なんと女性!小柄で高いヒールを履いてステージに立つ姿は安室ちゃんみたいな感じで、それまでのベーシスト・バリーとのギャップにド肝を抜かれる(笑) そのサウンドもだいぶ違ってて、ひたすら心地いい重低音を響かせるバリーに対して、彼女のは途切れない重低音の演奏の中に弦楽器特有の弾けるような音やかすれるような音が小気味よく入り混じる。後半は「本当に1人で弾いてるの!?」っていう感じ。怖ささえ感じるようなソロ演奏の雰囲気が、次に繋がる「SICK」ともすごく合っていた。

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…ていうか、「SICK」自体が Mohini Dey さんのベースプレイを軸に作られてるらしい(ファンクラブ会報情報)。なるほどー。これも俺の中ではライブで化けた歌で、会場で生演奏を聴けなかったことを後悔している。
二律背反に苦しんで発狂しそうな感じがだいぶストレートな歌詞は、稲葉さんらしい(笑) 2番の「ひとりぼっちでシュプレヒコール」なんてもはや狂気だし、でもそのすぐ後に「絶望のどん底に希望を残して」というのが、歌い方含めグッときた。
曲中のベースソロも聴きどころ。後に続く松ちゃんのギターソロが「あの超絶テクの後だから、メロディックに(会報情報)」なのは、本当に大正解!メリハリあってすごく聴かせる。
「すべて~~!!!」のシャウトで稲葉さんが歌い終わった後もステージは熱を帯びて行く一方で、稲葉さんは「アタタタタタタタ」って拳四朗シャウトするし、その次はキーボードとドラムのサウンドが盛り上がって行って、会場のボルテージは最高潮に。ライブを2部構成で考えるなら、ここが第1部のクライマックスと言う感じ →SICK 歌詞