今週のお題「お父さん」
みなさん「父の日」って何かやってますか?
私の記憶では、子供の頃には「母の日」しかなかったような気がするんですが。「恵方巻」も然りです。節分には「豆まき」しかなかったはず・・・??
何にせよ消費の機会が増えるのは経済的によいことです。
私はもちろん父にプレゼントをします。
今年はロイズの生チョコレートにしました。
ちょうど半額だったんですよ!送料は九州1300円とお高いですが、3箱以上買うならお得感があります。
それに昔、北海道に修学旅行に行った兄がお土産で買ってきたロイズの生チョコレートで家族みんなが幸せになったことを思い出す、思い出深い一品なんですよね。私は子供の時から美味しいものは後にとっておきたいタイプでしたが、ロイズの生チョコレートなんてご馳走をもったいぶってるといつの間にか私の食べる分が無くなってしまう環境だったので、こんな時はいつも私が「一人○個まで」という厳格なルールを作るのです。
これを我が家では「分け算」と言います。たぶんググっても出てこない造語です。
物心ついた頃から私は自分の最低限度の取り分を守るため、「公正」「平等」と言う正論を盾にあえて自ら率先して「分け算」にかかるスタイルになりました。みんな一緒でみんな幸せ。大人になってもそんな習性が染みついていて、現在妻からは「プロ分けザニスト」の二つ名を賜っています。
しかしそんな私のお家芸にも最近はかげりが見えてきて、というか自分の子供ができると「分け算」とかどうでもよくなりますね。令たんが欲しがるなら…
いらない何も、全部あげようって感じです。そう、私も昨年から「お父さん」になったのです。
や、別にウチの実家で両親が何もくれなかったってわけじゃないんですよ(笑)
ただ、人の2倍くらい食いしん坊な兄がおり、対するは人に遠慮しがちな(でも自分の分が無いとしくしく泣く)私だったから、秩序を保つためにそういう「分け算」スタイルが定着したという話なのです。
我ながら当時の「分け算」はとても賢い立ち回りだったと思いますが、うちの令たんには真似しないで欲しいですね。むしろ親(私)を跳ねのけてでも、欲しい物は欲しいと主張するような子供に育ってほしい。あげるから!笑
最初から人に遠慮するようになると、私みたいにバスケとかチームプレイのスポーツを始めた日には自分のやりたいことがうまく主張できなかったり人にドリブルやリバウンドを譲ったり辞めたくても辞めたいと言えなくなったりしてしまいます。子供が賢くて優しいというのも、時には考えものなのです。
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最近、妻とのティータイムで私たちがオヤツを食べているとすごく物欲しそうな顔で突っ込んでくる令たん。あげたいんですけど、今はまだあげれません。そして最近はもらえないことに気付くと「ふぇぇっぇえ!」と泣き真似するようになりました。
(それでいいんだ… )
(欲しい物への執着とそれを表現する術を覚えるんだ……)
そんなことを考えながら、毎日令たんを横目に美味しそうにオヤツを食べる「お父さん」でした。
今日の令たん
決して、カバさんに八つ当たりしているわけではありませんw
カバさん「ウワァァァアァ—―!」
令たん「やれやれだぜ・・・」
※使っていたカメラとレンズ
・オリンパス OM-D E-M5 MarkⅡ
・パナソニック LUMIX G 20mm F1.7
※令たんのおもちゃ